抜き・ラミネート加工

ラミネート加工

抜き加工

ラミネート加工

抜き加工

ラミネート加工


印刷面や処理面上にフィルムを貼る加工作業を指します。
水やほこり・傷・色あせなどから印刷面を保護し、
耐久性を高める目的で加工されます。
また、ラミネート材によって光沢やマットなどの質感を
付与する事ができます。

パウチ加工との違い

ラミネート加工は、印刷面にシール状のフィルムを貼り付けて積層させる加工に対して、パウチ加工は印刷物全体をフィルムで囲って挟み込み、熱によって圧着させて密封する加工です。

抜き加工


刃のついた抜き型を使用して、圧力かけて押し抜き、型通りの形に加工します。
抜き加工はまず「抜き型」を製作する必要がある為、初回は抜き型作成費用がかかります。
 抜き型には「ピナクル型」と「トムソン型」があり、両者の大きな違いは抜いた際の精度にあります。

ピクナル型

メリット

金属ベースで作成されており、刃のつなぎ目がない為、精度が高い

デメリット

トムソン型に比べてコストが高い

トムソン型に比べて型の作成に時間が掛かる

刃が欠けると型自体を再作成

トムソン型

メリット

ピナクル型に比べて低価格

ピナクル型に比べて型の作成時間は短い

刃が欠けても修理が可能

デメリット

1本の刃を折り曲げて形成しているのでつなぎ目部分で精度が落ちる

※抜き型は使用状況によって劣化します。
劣化の原因としては、刃の損傷、ゴムの経年劣化、ベース材の反りや高さムラなどがあげられます。
劣化が進んだ場合は、型の再作成が必要になる場合があります。